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【医師監修】誤った薄毛治療をしていませんか?適切な薄毛治療法をご紹介します。

監修 :
Hair'sドクターチーム
2021-04-04 18:55
更新

最近ではファッション、肌、臭いと同様に「薄毛」がマナーやエチケットとして扱われることが多くなってきています。

また、男性の美容に対する意識の向上が後押しして早期に薄毛治療を開始される方々が増加しております。

ただ、テレビ・インターネット・週刊情報誌などの情報が溢れているため、どれが正しい情報なのか分からないかと思われます。

そのような、あなたのために医師監修のもと適切な治療法をこの度はお届けできればと思います。ぜひ、今後の薄毛に悩まされない世界のためにお役立てできれば幸いです。

AGAは早期診断、早期治療が鍵!

AGAとは

AGAは男性型脱毛症と呼ばれ、成人男性にみられる男性ホルモンの働きが原因で起こる脱毛症のことです。

頭頂部や額の生え際の髪の毛が細く短くなり、薄毛が徐々に進行していきます。

一般的に20代後半から30代で発症し、40代にかけて進行することが多いですが、思春期以降の男性は誰にでも起こる可能性があります。

早期診断が鍵

AGAは年齢とともに進行するため、できるだけ早くからケアしていくことが大切です。

髪の毛は生えてから太く長く成長し(成長期)、抜けていくという周期を繰り返しています。

これを毛周期(ヘアサイクル)と呼び、1本あたり生涯で約20回繰り返すと言われています。

健康な髪の毛の場合は毛周期の大半を成長期が占めており、その期間は2〜6年程です。

しかしAGAの場合、この成長期が1年未満にまで短縮されてしまうこともあるため、十分に成長できない髪の毛が増えていきます。

この状態が続くと、1本1本の髪の毛が細く短くなってしまうことで髪全体の密度が減り、地肌が透けるよう(=薄毛)になってしまうのです。

なぜなら、毛周期の回数が多く残っている早い段階で治療することで将来的に薄毛になる可能性を低くしていくことができるからです。

ただし、生涯で決められた毛周期が完全に終わってしまっている場合は、現在の医療ではどんな治療をしても発毛をもたらすことはできません。

そのため、もし「産毛のような細く短い髪が多くなった」「以前に比べて抜け毛が増えた」と気になるようでしたら早期治療を推奨します。

注意!自己流の治療は逆効果?

病院に通う必要はあるの??

AGAの可能性がある場合は、まずは医療機関で診察を受け、処方された薬剤で安心して治療されることをおすすめします。

なかには自己流で治療をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

昨今はインターネットの普及により、通信販売などでAGA治療薬を簡単に手に入れることができるようになりました。

しかし、合併症などを個人で判断するのは困難であり、また個人輸入の薬に関しては偽造品や健康被害などの報告もなされているため注意が必要です。


適切な治療をご紹介

AGA治療とは

まず「育毛」と「発毛」の違いについてです。

「育毛」とは今ある髪の毛の成長を促すことを言います。

一方で「発毛」とは字の通り髪の毛を生やすことを言います。AGA治療は主に後者の「発毛治療」を指します。

AGAのメカニズム

毛根の近くにある皮脂腺から 5αリダクターゼという物質が分泌され、毛乳頭内でテストステロン(男性ホルモン)と結合すると、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質になります。

これが男性ホルモン受容体に結合すると様々なサイトカインが生成され、毛母細胞が死んでしまうので発毛が阻害されてしまいます。

このジヒドロテストステロンが作られないようにすることがAGA の治療になります。(詳細は『【医師監修】どうして薄毛になるの?原因は?【男性編】』)

治療の基本〜フィナステリド+ミノキシジル〜

飲み薬(フィナステリド or デュタステリド)で抜け毛の進行を遅らせて、塗り薬 (ミノキシジル)で発毛を促すのが AGA の基本的な治療です。

フィナステリド・デュタステリドともに、5α-リダクターゼを阻害しジヒドロテストロン(DHT)の産生を抑制することで、AGAに対して効果を発揮します。

5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、フィナステリド はⅡ型を抑え、デュタステリドはⅠ型とⅡ型のどちらも同時に抑えることができます。

そのため、デュタステリドの方がAGAに対してフィナステリドよりも治療効果が高いとされています。

ミノキシジルはもともとアメリカで1960年代に高血圧の薬(血管拡張剤)として創薬された内服薬で、副作用として発毛効果があることがわかったため1980年代にアメリカで外用薬として実用化されたものです。

強い血管拡張作用により、頭皮に塗ることで頭皮の毛細血管の血行を促進し毛母細胞を活性化させ、発毛を促します。

これらの併用が日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されており、効果実感まで早い方では 3 ヶ月、通常 6 ヶ月以上の継続治療が必要と言われています。

治療をすれば薄毛は改善される?

もちろん個人差はあるものの、AGA(男性型脱毛症)は投薬治療を始めた際にはほぼ全ての人に効果が期待できます。

しかし、効果実感までにかかる時間や結果の状態は、治療開始時点での進行度によっても大きく異なると言えるでしょう。

治療後について

AGA(男性型脱毛症)は進行性であるため、治療を辞めると再度脱毛が起こります。

毛髪の状態を安定させるために治療開始から少なくとも1年半は治療を継続していただくことを推奨しています。

病院治療を勧める理由

AGA治療の詳細をご説明させていただきましたが、そのなかでも「費用が高そう」「通院に手間がかかりそう」「恥ずかしい」など病院治療を懸念する理由があるのではないでしょうか。

ただ、AGAに特化したクリニックでは医師の診察のもと健康状態に問題がないかを確認したうえで治療をスタートすることができます。

さらに上記の懸念点の問題もHair's(リンク)であればオンラインにて診察・投薬が可能です。

AGA治療では早期治療が鍵となってきます。

「Hair's」では通院の必要はなく、オンラインにて診察・投薬もさせていただきますので「通院の時間がない/面倒」や「恥ずかしい」と感じておられても通院の必要がなく簡単に予約・診察・治療が可能となっております。

AGAの治療はお一人で治療することが困難です。

ひとりで悩まず、ぜひ「Hair's」にて医師にお悩み解決のご協力をさせていただければと思います。

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