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【医師監修】若はげの基準・原因から予防・対策・治療まで徹底解説いたします。

監修 :
Hair's ドクターチーム
2021-02-14 20:07
更新

若はげは、医学的には若年性脱毛症と呼ばれるものです。
意外にも若はげに悩む若者は多く、早ければ高校生・大学生くらいの年代から悩んでいる方もいます。

ここでは若はげで悩んでいる方、最近気になり始めた方が、悩みや疑問を解決できるように、最新の医学的知見も混ぜながら、若はげの原因や予防、対策法について説明していきたいと思います。

自分は若はげ?若はげの基準とは

「何歳までを若はげっていうの?」
「おでこが広いとは言われるけど、これって若ハゲなの?」

こういった疑問をお持ちの方、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言いますと、若はげに定義や基準はありません。

あるアンケート調査によると、30歳までにはげると若はげと思うという人が約70%いたという結果があることから、一般的には「30歳までにはげている人=若はげ」というイメージのようです。

※薄毛に悩む人のための「育毛情報サイト・おnew」の運営を行う仕組み化合同会社(2020年11月現在 株式会社シンプルイズベスト)により、20代以上の男性を対象に行われた「薄毛と育毛に関する」アンケート調査(有効回答数1,000件:調査期間:2019年11月24日〜26日)

男性の若はげの原因として非常に多いものとして男性型脱毛症(AGA; androgenetic alopecia)が近年注目されております。
AGAはハミルトン・ノーウッド分類という分類表を使って、自分がどのタイプに該当するのかを評価する方法があります。
(→詳細は「【部位別】前頭部・頭頂部・後頭部などの薄毛が気になる方へ、原因を医師が解説します。」をご参照ください。)

また、若はげで悩んでいるのは男性だけではありません。

近年では女性の薄毛の悩みも増加傾向にあり、日本皮膚科学会による男性型脱毛症のガイドラインでも、2017年版より女性型脱毛症(FPHL;female pattern hair loss)という新しい概念が加わるなど、注目されてきているトピックの1つです。
女性の若はげのメカニズムは、男性のそれとは異なるので注意が必要です。
(→詳細は「【医師が教える】最近、薄毛に悩む女性が増えている(原因と対策について)」をご参照ください。)

若はげの原因てなに?

結論から言うと、若はげの原因も、基本的には40~50代でみられるようなはげ(壮年期脱毛症)の原因とほとんど変わりません。
(→詳細は「【医師監修】薄毛の原因、なぜ薄毛になるのか?脱毛症の種類や見分け方と原因についてご紹介」をご参照ください。)

①頭皮環境の悪化

健康な髪の毛を生やすためには、土台となる頭皮が健やかな状態であることが必要です。
長時間のデスクワークや過剰なストレス、運動不足や睡眠不足などから頭皮の血流が悪くなると、毛髪へ必要十分な栄養を供給できなくなり、髪の成長を妨げることにつながります。

また、汚れが落としきれず皮脂詰まりを起こしていたり、逆に洗髪のしすぎで頭皮が乾燥してしまうと皮膚炎を起こしてしまう可能性があります。

②栄養不足髪

栄養不足髪の大部分はケラチンというタンパク質でできています。
ケラチンを構成する多くは必須アミノ酸と呼ばれるもので、食事から摂取する必要があります。

また、そのアミノ酸からケラチンを作る働きを助けているのが亜鉛であり、亜鉛を体内に吸収するにはビタミンが必要です。
頭皮の血流を良くするだけではなく、髪の成長に必要な栄養素をしっかり体内に取り入れることが重要です。
食事制限による過度なダイエットはもちろん、偏った食生活をしている方も注意が必要です。

③AGA

男性にみられる、思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症のことで、日本人男性の場合20代後半〜30代にかけて発症し、40代以降にかけて進行していくことが多いと言われています。

AGAは毛根の近くにある皮脂腺から5αリダクターゼという物質が分泌され、これが男性ホルモンと結合することで、髪の成長を抑制する物質が分泌され、はげにつながります。

AGAの原因として遺伝的な要因ホルモンの乱れ加齢など複数の要因が関与していると考えられています。
最近の報告では、ビタミンDの欠乏がAGAの早期発症につながる可能性があるという報告もあります。

(Int J Dermatol. 2020 Sep; 59(9): 1113–1116.)

④FPHL

従来「女性男性型脱毛症(FAGA=female androgeneic alopecia)」と呼ばれていた、女性特有の脱毛症状を示す比較的新しい概念です。
女性ホルモンの分泌が低下したり、頭皮の血流が低下したりすることで引き起こされます。
一般的には若い時期よりも、更年期を迎えた方などに多いですが、出産や日常生活のストレスなどでもホルモンバランスに乱れが生じ引き起こされることがあるので、一概に若はげの原因にならないとは言い切れません。

⑤その他

円形脱毛症や抜毛症(トリコチロマニア)、甲状腺の異常、他の病気で服用している薬剤なども原因として挙げられます。

若はげの予防法は?

自分は若はげとは無縁だと思っている方もまだまだ多くいるかもしれません。

でも実は若ハゲの原因として多いAGAは日本人男性の3人に1人が発症すると言われています。
特に以下の初期症状が2つ以上自分にあてはまると思った方は、予防をしっかりと行っていくことをお勧めします。

  • 最近抜け毛が多くなってきた
  • 髪が細く柔らかくなってきた
  • 髪の毛のハリがなくなってきた

では、以上の症状から若はげを予防するにはどのようなものがあるのでしょうか?
こちらにいくつかその方法を挙げたいと思います。

①栄養バランスのとれた食生活を心がける

上でも説明しましたが、栄養不足や偏食、過度なダイエットは若ハゲの原因になります。バランスのとれた食生活を心がけましょう。特に髪の成長に必要とされる「たんぱく質」「亜鉛」「ビタミン」は不足しないよう意識的に摂取していくことをこころがけましょう。
(もちろん摂取しすぎは逆効果なので注意!)

女性は鉄分が不足しがちですが、鉄分の不足も女性の脱毛症の原因になりうると言われています。

(Postepy Dermatol Alergol. 2020 Jun; 37(3): 407–411.)

食事で鉄分もしっかり補いましょう。

②適度な運動を心がける

適度な運動は頭皮への血流を促進する効果があります。

また、早期AGAの原因となるビタミンDは日光に当たることで皮膚で生成されるビタミンです。
日光を浴びながらのランニングなどは若はげの予防につながると考えられます。

ただし、紫外線は頭皮へのダメージにつながります。
夏の紫外線の強い日などは頭皮を紫外線から守るための帽子の着用など心がけましょう。

③良質な睡眠を心がける

睡眠不足は頭皮の血行を悪くします。
可能であれば24時前に寝て6時間以上の睡眠時間を確保するようにしましょう。

忙しくてなかなか睡眠時間が得られない方も、入眠3時間前は食事をとらないようにしたり、入眠前にスマホやパソコン画面を見ないようにしたりといった入眠環境を改善させることで、少しでも良好な睡眠が得られるように心がけましょう。

④正しいヘアケアを心がける

髪の毛のカラーリングやパーマで使用する薬剤は、刺激が強く、頻回の使用は髪や頭皮のダメージに繋がりますのでなるべく使用しないようにしましょう。

頻回のシャンプーも、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい、頭皮の乾燥やフケ、炎症、かぶれから髪の脱毛に繋がります。
シャンプーは1日1回にしましょう。

頭皮を意識して洗い、シャンプーが毛穴に残らないように、最後のすすぎは洗いの3倍の時間をかけてしっかりシャンプーを流すように心がけましょう。

⑤髪の成長をサポートする育毛剤を使用する

「まだ薬を使用する程じゃないのでは?」

そう思う方も多いかもしれませんが、育毛剤も適切なものを適切な形で使用すれば予防効果につながります。

「Hair's」ではAGAの治療だけでなく、若ハゲの予防を検討しているような方にも、医師が相談の上、それぞれにあった適切な方法をアドバイスさせていただいております。
まずは気軽にご相談ください。

若はげの対策と治療法

若はげの対策として、もちろん「若はげの予防法」で挙げたような方法も重要ですが、根本的な治療法は適切な薬剤の使用のみになります。

現在日本でどのような薬剤が推奨されているかは、日本皮膚科学会のガイドラインに細かく記載されています。
(→詳細は「日本皮膚科学会男性型脱毛症(AGA)診療ガイドラインを医師が分かりやすく解説。」をご参照ください)

いくつかある治療法の中で、最も手軽かつ日本で広く使用されている治療薬を簡単に紹介します。

フィナステリドの内服

フィナステリドは男性型脱毛症の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害する効果があります。

デュタステリドの内服

デュタステリドもフィナステリドと同様、男性型脱毛症の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害する効果があります。

ミノキシジルの外用

ミノキシジルはもともと高血圧の薬で、強い血管拡張作用を持っており、頭皮の毛細血管の血流を改善することで、発毛を促進する効果があります。
ミノキシジルの濃度が濃い方が強い効果を得られます。

一般的には上の3つの方法の内のどれかを選択するか、あるいはうまく組み合わせて治療を行っていくことが多いですが、それぞれの薬には副作用もありますので、使用の際は医師の指導のもと用法・用量を正しく守って使用することが重要です。
(→詳細は「【医師監修】AGAの治療に内服薬・外服薬が効く医学的な仕組みとは?」をご参照ください)

「Hair's」では上記3つの薬剤いずれも取り扱っております。
医師と相談の上で、適切な形で使用でき、高い治療効果を実感することが可能です。

「若はげをなんとかしたい。でも何をどうしたらよいのか分からない。」
「薬を使うのは心配。」

そういったお悩みのある方は、まずはお気軽に「Hair's」で医師にご相談ください。

若いうちから対策するメリット

「少しくらいはげてきてもまだまだ若いから大丈夫!」

と思っていませんか?
実は若はげは早いうちから対応しておくことでメリットがたくさんあるのです!



①若い人程早く良くなる!

若はげはゆっくりですが、どんどん進行していきます。

今この瞬間も少しずつ進行しているのです!

早ければ早いほど若はげの程度も軽いことが多いので、それだけ早く治療良くすることができます。

また、毛髪は生涯のうちで生え変わる回数が平均15~20回と決まっています。
毛髪1本1本が生え変わる1回のサイクルのうち、「成長期」と呼ばれる毛が太く長く成長していく期間が、健康な方では2~6年と言われていますが、AGAの方では1年未満と言われています。

つまり、それだけ早く生え変わりのリミットが訪れてしまうのです!
早期に治療介入を行えば、それだけ長く生え変わりのリミットを遅らせることができるのです!



②薬の使用も少なくすませられるかも、、、?

症状が軽いうちから薬を使用すれば、少ない量で満足のいく治療効果を得られる可能性があります。

最初はコストや副作用の面で心配になることもあるかもしれませんが、長い目でみた時に、後から多くの薬剤を併用しなくてならなくなることを考えれば、結果的にはコストも安く抑えられるし、副作用のリスクも少なく抑えられるかもしれません。



③周りに若はげの印象を与える前に対策を!!

「若はげは恥ずかしいけど、必死に治そうとしている姿をみられるのも恥ずかしいし。。」

と言いながら薬の使用を先延ばしにしていると、どんどん若はげも進行していって、周りに「○○さん=若はげ」という印象を刷り込んでしまいます。

そうなる前に手をうって将来的に「あの人は年齢にも関わらず薄くならないね!」と思われる方が良くないですか?

AGAは日本人男性の3人に1人にみられるもので決して珍しくも恥ずかしくもありません。

女性がきれいな肌を保つためにビタミン剤を内服するのと同じように、豊富な毛髪を維持するためにAGAの薬を使用することは至極当たり前のことです。
(ただし、用法・用量をしっかり守って使用しましょう。)



④なんといっても快適な生活を得られる!

心のどこかで周囲の目を気にして生活していませんか?
そういった心配がなくなり、自分に自信が持てれば、今までとは違った世界が見えるはずです!
「1度しかない人生の中で、快適な日々を過ごせる時間は多く過ごしたい!」


若いうちから対策して感じるメリットは人それぞれ違うかもしれませんが、多くの方が1番良かったと感じる点はここかもしれません。

「若いからまだまだ大丈夫」と言っている間に若ハゲは進行していきます。

「少し薄毛が最近気になり始めた」
「薄毛にとても悩んでいて日々の生活の質が下がっている」

と感じている、あなたは、まず「Hair's」で医師にお気軽にご相談いただくのはいかがでしょうか。
「Hair's」は完全オンライン診療で、わざわざクリニックへ行く手間もありません。
医師×オンラインで、一人ひとりの「ヘアウェルネス」をサポートさせていただきます。

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